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「ベビー布団っていつまで使えるの?」
「大人用の布団との違いはなに?」
このような疑問を持つ方も多いと思います。
当記事では、ベビー布団がいつまで使えるかや、ベビー布団を使うメリットを紹介します。
赤ちゃんの健やかな成長に大切なベビー布団ですが、皆さんはどのように選んだらよいかご存じでしたか?
この記事を読むことで、ベビー布団のメリットからベビー布団を卒業した後の布団の選び方までマスターすることができます。
是非参考にしてください。
目次
ベビー布団はいつまで使える?
もうベビー布団が赤ちゃんの手足が布団からはみ出しているけどついつい使ってしまっている、、という方もいるのではないでしょうか?
ベビー布団は大人用の布団と違い、赤ちゃんの心と体のことを考えられて作られています。
ベビー布団は赤ちゃんの時に使いますが、実際にいつまで使ってよいのか疑問に思いますよね。
ベビー布団を使う時期の目安は、お子様の成長や布団のサイズによって異なります。
詳しく見ていきましょう。
サイズによっても違う
ベビー布団にはミニサイズと標準サイズがあります。
いずれの場合も対応年齢に関係なく赤ちゃんの成長や寝相に合わせて卒業を考えてみてください。
ミニサイズの場合
ミニサイズは敷布団のサイズが90㎝×60㎝で、新生児期から1歳ごろまでを対象にしています。
ミニサイズのベビーベッドにピッタリと収まる大きさです。
コンパクトなサイズなので帰省や旅行先への持ち運びにも向いています。
標準サイズの場合
標準サイズは敷布団のサイズが120㎝×70㎝で2歳ごろまでを対象にしています。
新生児期の赤ちゃんを寝かせるには少し大きいですが、3~4歳頃まで長く使えます。
このサイズの布団は保育園でのお昼寝用用の布団としても使えます。
成長や寝相によっても違う
ベビー布団を卒業する時期は赤ちゃんの成長や寝相によっても異なります。
赤ちゃんが寝返りをしたりハイハイをしたりすることで布団からはみ出てしまうようになったからベビー布団を卒業した、という家庭も多いようです。
また、赤ちゃんが成長するにつれて親と同じ布団で寝たくなったからベビー布団の使用をやめるケースもあります。
いずれの場合も赤ちゃんが安全に寝られるかどうかを最優先して考えてみてください。
就寝用に使わなくなったらお昼寝用布団や運動マットとして使える
ベビー布団を使わなくなったら、クリーニングに出して押し入れにしまったままの人もいるのではないでしょうか?
しかし、ベビー布団は就寝用で使わなくなった後も使い道があります。
例えば、おうちの中で子供が運動するときの運動用マットとして使えます。
また、子供が疲れたらお昼寝用の布団としても使えますよ。
汚れてしまったら簡単に洗えるのも魅力です。
ベビー布団を使うメリット
どうせすぐ使わなくなるならベビー布団はなくてもいいのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、ベビー布団を使うと様々なメリットがあります。
具体的には以下の通りです。
- 赤ちゃんが安全に寝られる
- 赤ちゃんの発達を助ける
- お手入れがしやすい
それぞれについて詳しく説明します!
赤ちゃんが安全に寝られる
ベビー布団は大人用の布団と比べて硬くなっています。
これは、まだ骨や関節が柔らかい赤ちゃんに柔らかい布団はうつぶせになったときに窒息してしまう恐れがあり危険だからです。
また、硬い布団は赤ちゃんが布団に沈み込みすぎないようにしっかりと支えてくれます。
加えてベビー布団のかけ布団は通気性が十分なので赤ちゃんの上に覆いかぶさっても息ができるようになっています。
赤ちゃんの発達を助ける
ベビー布団は大人用の布団と比べて硬くしっかりしているとお伝えしました。
ベビー布団の適度な硬さは赤ちゃんの体が沈み込みすぎて血流が妨げられるのを防ぎます。
これによって正しい寝姿が保たれることで骨や関節の成長をサポートします。
お手入れがしやすい
ベビー布団は赤ちゃんのミルクの吐き戻しやよだれなどがついているため清潔に使っているつもりでも汚れてしまっています。
ベビー布団は大人用の布団と異なり洗濯機で丸洗いができるのでお手入れが簡単です。
防水シーツやカバーををかけることでよりお手入れが手軽になります。
ベビー布団を清潔に保って赤ちゃんの快適な睡眠環境を守りましょう。
ベビー布団を使うデメリット
ベビー布団を使うメリットについてご紹介しましたが、デメリットはあるのでしょうか?
ベビー布団を使うデメリットは以下の通りです。
- すぐに使わなくなる
- 使わなくなった後の処理が面倒
それぞれについて詳しく説明します!
すぐに使わなくなる
ベビー布団は使える期間が短いという声も多いです。
なかには2歳までは使おうと思っていても生後半年で使わなくなってしまった、、というケースも。
赤ちゃんが添い寝を好む場合は大人用の布団で一緒に寝たり、寝返りで布団からはみ出してしまう場合はもっと大きい布団を用意したりすることになります。
せっかく買ったベビー布団をすぐに使わなくなるのはもったいなく感じてしまいますね。
使わなくなった後の処理が面倒
使わなくなったベビー布団はそのまましまっているとスペースも取ってしまうので処理する必要があります。
ベビー布団は可燃ごみか粗大ごみに分類されます。
お住まいの地域の自治体が決めたルールに従って、可燃ごみなのか粗大ごみなのかを判断してください。
粗大ごみとして捨てる場合費用が掛かってしまうので、捨てる時に費用が掛かるなら最初からベビー布団を購入しなくてもよいと考えるかもしれません。
ベビー布団の選び方
ベビー布団にはさまざまな種類があります。
ベビー布団を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- サイズ
- 購入形態
- 布団の材質
- セット
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
サイズで選ぶ
ベビー布団にはミニサイズ(90㎝×60㎝)とレギュラーサイズ(120㎝×70㎝)の二種類があることをお伝えしました。
以下にミニサイズとレギュラーサイズの特徴をまとめたので参考にしてみてください。
サイズ | 対象年齢 | おすすめな人 | |
ミニサイズ | 90㎝×60㎝ | 1歳まで | ・持ち運びをしたい人 ・乳幼児の間だけベビー布団を使いたい人 |
レギュラーサイズ | 120㎝×70㎝ | 3~4歳まで | ・十分な収納スペースがある人 ・幼児になってもベビー布団を使わせたい人 |
布団の材質で選ぶ
敷布団を選ぶ際は赤ちゃんの体が沈み込みすぎない、高反発素材などの適度な硬さのものを選んでください。
また、赤ちゃんは汗をたくさんかくので通気性が良い素材を選びましょう。
掛け布団を選ぶ際は赤ちゃんの肌に長時間触れるものなので素材にこだわってください。
主な掛布団の素材は以下の通りです。
羽毛
羽毛は軽くて吸水性や保湿性に優れているので、汗をかきやすい赤ちゃんにピッタリです。
しかし、赤ちゃんにはふかふかすぎたり動物性アレルギーがある赤ちゃんには使えなかったりするので注意してください。
また、羽毛の布団は一般的に水洗いができません。
綿
綿は吸水性や吸湿性に優れているので汗を吸収しやすくなっています。
また、肌触りがいいのも特徴です。
最近注目されているオーガニックコットンは高価ですが、そのぶんデリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使えます。
ポリエステル
ポリエステルは、羽毛や綿に比べて吸湿性は劣りますが、リーズナブルな価格で手に入れられます。
また、化学素材なのでダニがつきにくく、手軽に丸洗いできるのが特徴です。
必要なセットがそろっているかで選ぶ
ベビー布団を購入する際はセットで買うのがおすすめです。
セットで買えば必要なものが全て揃っているので後から買い足す必要がありません。
兄弟のおさがりがある場合は必要なアイテムだけを買いましょう。
布団以外の付属アイテムで選ぶ
基本的なセット以外にあると便利なのがキルトパッドと防水シーツ。
キルトパッドは布団の上に敷くことで赤ちゃんの汗を吸い取ってくれます。
防水シーツは赤ちゃんがもしもおねしょをしてしまった場合でも布団までしみこむことがないので洗濯の手間が減りますよ。
どちらも複数枚買って交換して使うのがおすすめです。
ベビー布団を使わなくなったら?
ベビー布団を使わなくなった後はジュニア用布団と大人用布団のどちらを使うのがいいのでしょうか。
基本的には大人用の布団を収納するスペースがある方は大人用布団、スペースがない方はジュニア用布団と考えてよいのですが、ほかにも考えるポイントがあります。
それぞれについて特徴と向いている人についてご紹介しているので参考にしてみてください。
ジュニア用布団を使う
ジュニア用布団は小学校の高学年ごろまで使えます。
ジュニア用布団に向いているのは布団の上げ下げの負担を減らしたい方や、お子様が2段ベッドで寝る方です。
大人用の布団を使う
大人用の布団はジュニア用の布団に比べて丈が30㎝ほど長くなります。
大人用の布団に向いているのは十分にスペースがある方や、今後当分布団を買い替える予定がない方です。
ベビー布団のお手入れの仕方
赤ちゃんは一日の大半をベビー布団の上で過ごす上に、とても汗っかきです。
そのためベビー布団はこまめに洗う必要があります。
カバー類はできるだけ毎日洗い、数日に一回は布団を天日干ししましょう。
また、ワンシーズンに一回は布団を丸洗いしてください。
きちんとお手入れをして清潔な布団で赤ちゃんを寝かせてあげましょう。
ベビー布団を洗うなら宅配クリーニングがおすすめ
ベビー布団の敷布団は硬めに作られているので、家庭用の洗濯機で洗うのは少し大変です。
敷布団の洗濯は宅配クリーニングに任せるのがおすすめ。
自宅に居ながらクリーニングに出せるので、お子さんがいて手が離せない家庭の方にピッタリです。
ベビー布団で赤ちゃんの快適な睡眠を守ろう
いかがでしたでしょうか。
今回はベビー布団がいつまで使えるかと、ベビー布団を使うことで得られるメリットをご紹介しました。
ベビー布団は赤ちゃんの睡眠環境を整えて、成長を助けてくれます。
ですので、ぜひ定期的なお手入れをしてベビー布団の寿命を延ばしましょう。
また、ベビー布団のお手入れをする時間がない方やしっかりと清潔な状態で保ちたい方は宅配クリーニングを活用してみてください!