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これからの季節、どんどん活躍してくるセーター。
暖かいし、デザインもおしゃれなものが多いですが、大変なのが洗濯ですよね。
洗濯機で洗えないものは、手洗いをするかクリーニング屋さんにお願いするしかありません。
特に使用頻度の高いお気に入りのセーターは、クリーニング屋さんに出すと時間もお金もかかりますよね。
この記事では、自宅でのセーターの正しい洗濯方法や洗濯のコツをご紹介します!
洗い方に気をつけないと、せっかく手洗いで洗っても縮んでしまったり、毛玉が出来てしまったりします。
記事を参考に、これからの季節に大活躍のセーターを長持ちさせましょう!
目次
セーターは手洗いしなければならないの?
洗濯表示にもよりますが、結論から申し上げると「手洗いをした方が良い」です!
セーターによって、洗濯機に入れて問題のないもの、手洗いをしなければいけないもの、家庭では洗濯ができないものの3つに分けられます。
家庭では洗濯ができないものに関しては、手洗いも不可のため基本的にクリーニング屋さんにお願いをするしかありません。
また、洗濯機の使用がOKとされている商品でも、手洗いをした方がキレイな状態で長持ちします。
洗濯機の使用ができるセーターは洗濯機で洗っても良いですが、手洗いすることをおすすめします!
セーターの正しい手洗い方法
それでは、セーターの正しい手洗い方法についてご紹介していきます!
- 洗濯表示の確認
- 洗剤選び
- 気になる汚れはつけ洗い
- 汚れやすい部分を表にして畳む
- 手洗いする
- 脱水する
- しわを伸ばす
以上の7工程について順番に説明していきます!
1.洗濯表示の確認
まず初めに行うことは、洗濯表示の確認です!
このセーターが、「洗濯機で洗濯可能なもの」なのか、「手洗いのみ可能なもの」なのか、「家庭での洗濯は不可もの」なのかを把握する必要があります。
洗い桶のマークがあれば、洗濯機での洗濯が可能です!
しかし、前述の通り、洗濯機の使用が問題ないセーターでも、キレイな状態で長く着続けるためには手洗いをすることをおすすめします!
また、洗い桶に手が描かれている場合は、手洗いのみ可能ということです。
旧表示では、洗い桶の上に「手洗イ」との記載があります。
そして、洗い桶にバツ印が書かれているマークは「ドライマーク」といい、家庭での洗濯は不可ということです。
このマークがついているセーターは、手洗いも不可となるので、クリーニング屋さん持っていきましょう!
2.洗剤選び
洗濯表示を確認したら、次は洗剤を選びです。
セーターを洗濯する際は必ず「おしゃれ着用洗剤」を使用するようにしましょう!
手洗いを推奨しているセーターは特にデリケートなものが多いです。
おしゃれ着用洗剤は、衣服に負担がかからないような優しい成分で作られています。
手洗いの際も、通常の洗剤を使用しないように気をつけましょう!
3.気になる汚れはつけ洗い
いよいよ手洗い!の前に、汚れが気になる部分があれば前もって下洗いをしておきましょう。
特に、首回りや袖は気が付かないうちに汚れてしまっていることがあります。
洗濯の前に確認をしましょう!
汚れが気になったら、おしゃれ着用洗剤を気になる部分に直接塗っていきます。
5分ほどつけたら洗い流して確認をしてみてください。
まだ汚れが取れないようであれば、もう5分つけてみてください!
それでも落ちない汚れは、手洗いで落とすことは難しいのでクリーニング屋さんに持っていくなどプロにお願いしましょう!
4.汚れやすい部分を表にして畳む
セーターより小さい洗面器の中で手洗いをするとき、そのままぐちゃっと入れて手洗いしてはいませんか?
畳み方ひとつで汚れの落ち方に差が出来るんです!
キレイに汚れを落とす畳み方は、まずニットを半分に折ります。
そして、袖を反対側に追って胴体部分を首の方向に向かって畳みます。
さらにその上に袖を折り返して完成です。
この状態だと、汚れている部分が表面になるので手洗いがしやすくなります!
5.手洗いする
ついに手洗いの工程です!
4つの項目に分けて説明していきます!
①水温チェック
②洗う
③絞る
④すすぐ
①水温チェック
セーターを手洗いする時の適温は、30℃と言われています。
しかしわざわざ温度を測るのは面倒くさいですよね。
ここで便利な測り方は、肘を使った測り方です!
お湯に肘を入れて熱くも冷たくもないと感じる温度が30℃なんです!
これならだれでも簡単に測ることが出来ますね。
30℃になったら、おしゃれ着用洗剤をいれます。
お湯4Lに対して洗剤10㎖が目安の量です。
②洗う
洗濯液が出来たら、実際に手洗いをしていきます。
まずは押し洗いです!
畳んだセーターの4つ角を10回ずつ優しく押しながら洗っていきます。
最後に中心部分を10程度押し洗いして全体の洗濯は完了です!
その後、袖口などの汚れが気になる部分はつかみ洗いをしていきます。
袖をつかんで何度か「つかむ」「離す」を繰り返しましょう。
汚れが気になら無くなれば洗いの作業は完了です!
③絞る
洗い終わったら、その状態で一度絞ります。
雑巾のようにねじったりせず、そのまま押すように水気を取っていきましょう。
ねじってしまうことで、セーターが痛んでしまう原因になります。
④すすぐ
軽く水気が取れたら、すすぎの作業に入ります。
洗面器の中の洗濯液をすてて綺麗なお湯をいれなおします。
押し洗いの時と同じように4つの角を10回ずつ押したら、最後に中心を10回程度押してすすいでいきます。
中心を押す作業が終わったらもう一度綺麗なお湯に入れ替えて、この作業を繰り返します。
泡が出なくなったらすすぎは完了です!
6.脱水する
すすぎ終わったら、脱水をします。
脱水も洗濯機で行うことは出来ないので、「バスタオル」を使用しましょう!
厚手のバスタオルに、洗濯し終わったセーターを広げて置き、上からゆっくりと押し水気を取っていきます。
7.しわを伸ばす
水気をしっかりとることが出来たら、しわを伸ばしていきます。
バスタオルの上でセーターを叩きながらしわを伸ばしましょう!
しわが伸びたらセーターの手洗いは完了です!
セーター手洗い後の正しい干し方
手洗いが終わったら干していきます。
今までセーターが縮んだり傷んだりしないように気をつけながら手洗いをしてきましたが、干し方ひとつで台無しになってしまうことがあるんです!
セーターが伸びない上手な干し方のポイントをご紹介します!
- そのままハンガーにつるさない
- ネットに置く
以上2つのポイントを説明していきます。
そのままハンガーにつるさない
1つ目は、ハンガーにかける際の注意ポイントです。
洗濯し終わったセーターをそのままハンガーの干してしまい、肩にハンガーの形がついてしまった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。
こんな事態を避けるためには、ハンガーのかけ方を工夫する必要があります。
型が付かない干し方は「ハンガーの下部分にセーターの胴体部分をかけて、ハンガーの肩部分に袖をかける」というものです。
この方法で干せば、セーターが伸びたり変な型が付く心配がありません!
ネットに置く
干すスペースに余裕があるのであれば、ネットの上に置いて干す方法がおすすめです。
平干しをすることが出来るので、傷んだり伸びたりする心配がありません!
セーターの手洗いがめんどくさい人は?
ここまで、セーターの手洗い方法について説明してきましたが、やっぱり手洗いは面倒くさいですよね。
どうしても手洗いしたくない人は以下の方法で、手洗いをせずに乗り切りましょう!
洗濯機で洗えるセーターを購入する
まずは、セーターを購入する段階で、洗濯機の使用がOKなセーターを買うという方法。
洗濯機の使用が可能まセーターであっても、手洗いをおすすめしてはいますが、多少くたびれてもいいから手洗いはしたくない!という人にはおおすすめの方法です!
クリーニング店に持っていく
次におすすめするのは、クリーニング屋さんにお願いをするという方法。
一番無難な方法ですが、お金も時間もかかってしまいますよね。
宅配クリーニングにお願いする
最後におすすめするのは、宅配クリーニングにお願いするというもの。
クリーニング店に持っていくよりも安い価格でクリーニングをしてもらえることも多いことも魅力ですが、なんといっても自宅から配送するだけで簡単にクリーニングして貰える点がおすすめポイントです。
是非一度試してみてください!
正しい手洗い方法でお気に入りのセーターを長持ちさせよう!
間違った洗い方で、セーターが痛んでしまったり、型崩れしてしまったりしないように正しい洗濯方法をマスターしましょう!
どうしても面倒くさい場合は、クリーニングや宅配クリーニングなどの方法もあるので、是非覚えておいてください!