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目次
ボールペンの汚れは落とせるの？
ボールペンを使っているときにうっかり服にまでインクの線を走らせてしまうことがあると思います。
ボールペンの汚れは一見頑固で落ちなさそうに見えるので、汚れをそのままにしている人も多いのではないでしょうか？
ボールペンを洗濯してしまったときはどうすれば汚れが落とせるのでしょうか？
ボールペンの汚れの落とし方はインクの種類によって異なります。
特に、油性のボールペンは汚れが繊維の奥までしみ込んで落ちにくいイメージがありますよね。
油性のボールペンと水性のボールペン、それぞれ汚れが落とせるのかどうかご説明します。
油性ボールペンの汚れは落とせる？
油性ボールペンの汚れを落とすのは意外と難しくありません。
油性ボールペンのインクはその名の通り油分が含まれているため、油分を浮かせることで汚れを落とすことができます。
服についた汚れは、時間が経つにつれて落としづらいイメージがありますよね。
しかし、この油分を溶かしだす汚れの落とし方は、汚れがついてから時間がたってしまっても比較的落としやすくなっています。
時間がたってしまったからとあきらめずに、この記事で紹介する方法で汚れを落としてみてください。
ただし、自宅で油性ボールペンのシミを落とせるのは線で描いたようなシミだけです。
大量についてしまったシミは自宅では落とすのが困難なので、クリーニング業者に任せましょう。
水性ボールペンの汚れは落とせる？
水性ボールペンの汚れは、水に溶ける性質を持つので汚れがついてすぐは落としやすいですが、時間がたつにつれて落としづらくなります。
これはインクが一度乾いてしまうと、繊維の奥にまでしみ込んでしまうからです。
そのため、インクが付いてから時間がたってしまった場合はクリーニング業者に任せましょう。
後述で詳しく説明しますが、水性ボールペンの汚れを落とす際にはアルカリ性洗剤を使います。
ただし、洗濯用のアルカリ用洗剤には衣類の色や柄を落としてしまう可能性があるので、あらかじめ目立たない部分で試してください。
落とし方の基本的な手順は油性ボールペンと油性ボールペンで違いはありません。
服についたボールペンの落とし方を水性と油性に分けて紹介！
洗濯の時に誤って、胸のポケットにいれたボールペンをそのまま入れてしまった経験はありませんか？
洗濯が完了した後に、服にインクが滲んでおりテンションが下がったという方が多くいらっしゃると思います。
著者も、シャツにボールペンを入れてしまう癖があり1か月に1回程一緒に洗濯をしてしまいます。
今回の記事では、ボールペンを、間違って洗濯した際の正しい洗濯方法を紹介します！
水性、油性、フリクションに分けて紹介します。
水性のボールペンの洗濯方法
誤って洗濯してしまったボールペンが水性ならとてもラッキーです。
なぜなら水性のボールペンは、油性のボールペンに比べて落とすのが簡単だからです。
また、洗濯が完了してインクがついていることにすぐに気が付くことができたらすぐにきれいにすることが可能です。
下記が準備するものと洗濯方法です。
準備するもの
- アルカリ性の洗剤
- 洗面器
- タオル
- 歯ブラシ（ない場合は綿棒でも可）
- インクが染みている箇所の下にタオルを敷く
- 水性のボールペンが、染みている箇所にアルカリ性の洗剤を塗布する
- アルカリ性の洗剤を塗布してから、10～15分ほど放置する
- 時間が経過したら、シミの箇所を歯ブラシでポンポンとたたく
- 洗面器の中で水できれいにすすぐ
いかがでしょうか？
この方法なら時間がかからず、すぐに行うことができます。
油性のボールペンの洗濯方法①エタノールで洗う
次に、油性のボールペンの落とし方です。
イメージの通り、油性のボールペンはとても落としづらいです。
落としづらい特徴がありますが、丁寧に落ちついて対処することできれいに落とすことができます。
油性のボールペンは、落とすのに時間がかかるので時間があるときにしみ抜きを行いましょう。
下記が準備するものと洗濯方法です。
準備するもの
- エタノール
- タオル
- 歯ブラシ
- 油性のボールペンがついている箇所の裏にタオルを敷く
- インクがついている箇所に、エタノールを大量に塗布する
- 塗布してから、20程待つ
- 時間が経過したら、歯ブラシでポンポンとたたく
- エタノールが足りないようなら追加する
上記の方法では、エタノールを使用するので部屋の中の換気をしっかりと行ってしみ抜きを行いましょう。
エタノールを塗布すると、徐々にインクが浮き出てくるのでじっくり待ちましょう。
また自宅にエタノールがない場合は、クレンジングオイルや除光液でも代用可能です。
除光液は、服の素材によっては色落ちの危険性があるので使用する先は服の裾部分でテストを行ってからしみ抜きをおこないましょう。
油性のボールペンの洗濯方法②ベビーソープで洗う
次に、油性ボールペンの汚れをベビーソープで洗う落とし方についてご説明します。
下記が準備するものと洗濯方法です。
準備するもの
- ベビーソープ
- タオル
- 歯ブラシ
- 油性のボールペンがついている箇所の裏にタオルを敷く
- インクがついている箇所に、ベビーソープを塗る
- ぬるま湯でもみ洗いをする
- 歯ブラシでポンポンとたたく
- 水ですすぎ、洗濯する
赤ちゃんの肌にやさしいボディーソープは油性ボールペンの汚れを落とすのにも使えます。
歯ブラシでたたく際は、繊維を傷つけないようにやさしく撫でるようにしましょう。
赤ちゃんがいるご家庭の方はぜひ試してみてください。
フリクションのボールペンの洗濯方法
最近は、フリクションのボールペンを使用させる方も多いと思います。
フリクションのボールペンは、デザインがおしゃれで筆箱にあるだけでテンションが上がりますよね。
フリクションのボールペンは、油性と水性のボールペンと比べて落とし方が多少異なります。
ペン端についている消しゴムのような物でこすると、消えるのがフリクションのボールペンの特徴です。
その特徴を生かして、フリクションのボールペンのインクを落とすことができます。
準備するものと洗濯方法は、下記です。
準備するもの
- ドライヤー(アイロンでも代用可能)
- ハンガー
- ボールペンのインクがついた服をハンガーにかける
- インクの染みがある箇所に、ドライヤーで熱を加える
- インクが消えるのが、確認できたら全体的にドライヤーを当てる
- 通常の洗濯を行う
いかがでしょうか？
フリクションのボールペンは、熱を与えることできれいに落とすことができます。
ここで、注意していただきたい点がドライヤーの当て過ぎには注意していただきたいということです。
服の素材によっては、日焼けや色落ちの可能性があるからです。
よって長時間ドライヤーを当て続けるのは避けましょう。
ドライヤーを使いたくないという方は、アイロンでも代用可能なので是非ご利用ください。
アイロンでしみ抜きを行うことで、シワも伸ばすことができるので一石二鳥ですよね。
キッチンハイターを使った洗濯方法
次に、キッチンハイターを使ってボールペンの汚れを落とす方法についてご紹介します。
下記が準備するものと洗濯方法です。
準備するもの
- ハイター
- 洗面器
- 水（5リットル）
- 歯ブラシ
- ゴム手袋
- ゴム手袋をはめる
- 洗面器に水とキャップ1~2杯程度のハイターを入れ、しっかりと混ぜる
- 衣服全体を30秒程度漬ける
- すすぎ洗いをする
- 洗濯する
ハイターは濃度が高いと色落ちしてしまったり、衣類を痛めてしまったりする可能性があります。
そのため、繊細な衣類やお気に入りの服には使わないようにしましょう。
ハイターは塩素系漂白剤なので、酸性の漂白剤と混ぜ合わせると有毒ガスが発生してしまうので注意してください。
また、塩素系漂白剤のハイターは、毛・ナイロン・ポリウレタン・アセテートなどの素材は相性が悪いので使えません。
激落ちくんスプレーを使った洗濯方法
次に、激落ちくんスプレーを使ってボールペンの汚れを落とす方法についてご説明します。
下記が準備するものと洗濯方法です。
準備するもの
- 激落ちくんスプレー
- ボールペンがついている箇所に激落ちくんスプレーを吹きかける
- 5分程度放置する
- 洗濯する
この方法だと、とても手軽に汚れを落とすことができますね。
激落ちくんスプレーは漂白剤や蛍光剤が含まれていないので、色落ちの心配がなく安心して使えます。
激落ちくんスプレーはアルカリ電解水からできていて、アルカリ性の成分とイオンの力でシミを落とすことができます。
ただし、スプレーを吹きかけてから長時間放置してしまうとアルカリ性の成分が生地を傷めてしまい、型崩れにつながるので注意してください。
まずは、油性か水性か確認しよう
ボールペンを間違って洗濯してしまったときに一番最初にすることは、油性か水性かの確認です。
そもそも油性か水性かの判別ができなければインクを落とすことができません。
また、間違った洗濯方法をおこなうことでインクを落とせない＆繊維を痛めるという最悪な結果になってしまいます。
洗濯物を取り出した時に、ボールペンのインクが滲んでいるからといっても焦らずに油性か水性どちらか確認しましょう。
商品名で油性か水性か確認しよう
ボールペンを間違って選択してしまったときに、まずは油性か水性かの確認が必要とお伝えしましたが、ボールペンによっては油性か水性かの判別がつきづらいですよね。
以下に油性のボールペンと水性のボールペンの主な商品名をまとめましたので、参考にしてみてください！
- 三菱鉛筆「JETSTREAM」
- ぺんてる「単色ボールペン 」
- ゼブラ「ブレン エマルジョンボールペン」
- 良品計画「無印良品 ポリカーボネイト ボールペン 」
- オート「水性ボールペン ORCA」
- パイロット「マルチボール 」
- LAMY「LAMY safari ローラーボール 」
- トンボ鉛筆「ZOOM 」
- 三菱鉛筆「水性ボールペン セルサス 」
お使いのボールペンはありましたでしょうか？
もしどうしても油性か水性かわからない場合は両方の落とし方を試してみて下さい。
外出先で、ボールペンがついてしまった時の対処法
ボールペンが服につくタイミングは、間違って洗濯してしまった時だけではありません。
日常生活の中でもうっかりついてしまうことが多々ありますよね。
著者は、先ほど胸ポケットにペン先を収納せずに入れたので服にインクが少しついてしまいました。
このように、ふとした瞬間についてしまうのがボールペンなのです。
では、外出先などでボールペンがついた場合はそのように対処すればよいのか水性と油性に分けて紹介します。
水性のボールペンの場合
水性のボールペンがついてしまった時は、水と石鹸で洗い流しましょう。
インクがついた直後なら、色素が定着していないのでシミになることを防ぐことができます。
また、水と石鹸で洗い流す際に激しくこすってはいけません。
激しくこすることで、インクが広がってしまい余計にインクが取りづらくなる可能性があるからです。
油性のボールペンの場合
油性ボールペンが服についた時は、アルコールを垂らして拭き取りましょう。
アルコールは、消毒用のアルコールでも可です。
また、油性のボールペンはインクがついた瞬間に染み込むことは無いのでインクがついた部分をつまんで今以上に染みないようにしましょう。
ここで一点注意点があります。
油性ボールペンがついた先は絶対に、水で洗い流してはいけないということです。
水で洗い流すことにより、インクが滲んでしまい余計に汚れる可能性があります。
よって、水で洗うのは絶対に避けましょう。
ボールペンがついた服を洗濯する際の注意点
ここからは、ボールペンがついた服を洗濯する際の注意点を紹介します。
ボールペンに限らずしみ抜きを行う際に、気を付けるべきことなので是非参考にしてください！
注意点は、下記3つです。
- なるべく早く落とそう
- 素材を確認しよう
- 洗濯表示をチェックしよう
なるべく早く落とそう
ボールペンのインクが服についた際は、なるべく早く落とすことを意識しましょう!
特に、自宅などでインクがついた際はすぐに洗濯を行いましょう。
水性、油性に関係なく服についたら時間が立つほど染みが定着して落としにくくなるからです。
先ほど紹介した外出先で、ボールペンがついてしまったときの対処法は、あくまで応急措置なので帰宅してからすぐに洗濯を行いましょう。
素材を確認しよう
服にボールペンがついたら、服の素材を確認しましょう。
素材によっては、手洗いや水洗い不可の洗濯物があるからです。
知らずに、洗濯をおこなうことで服が縮んでしまったり色落ちしてしまう可能性があるからです。
特に、手洗いや水洗い不可が多い素材は下記が挙げられます。
- ウール
- カシミヤ
- コットン
- シルク
- レーヨン
上記の素材に、ボールペンのインクが付着した際はむやみに自分で洗濯は行わずクリーニング店に依頼しましょう。
また、服によっては様々な種類の素材が使用されているケースがあります。
よって、どの素材が多く使用されているかを基準に水洗いができるか判断しましょう。
また、先ほど紹介した素材は色落ちもしやすいです。
自宅で洗濯をする際は、おしゃれ着用洗剤を使用して洗濯をしましょう。
おしゃれ着用洗剤を使用することで、色落ちを防ぐことができます。
洗濯表示をチェックしよう
先ほど紹介した内容と少し重複する点もありますが、洗濯表示のチェックも忘れないようにしましょう。
洗濯表示をチェックすることで、インクが染みた服の正しい洗濯方法がわかります。
ポリエステルの素材で作られた服などは、水洗いが可能なイメージがありますが中には洗うことができない服も存在します。
よって、自分のイメージで決めずに洗濯表示を見て正しい洗濯方法を決めましょう！
【裏技】オキシクリーンでもボールペンを落とすことができる！
ボールペンの汚れを落とす際の裏技を紹介します。
それは、オキシクリーンです。
最近のSNSで話題のオキシクリーンでもボールペンの汚れを落とすことができます。
オキシクリーンは、薬局で安く購入することができるので是非お買い求めください。
それでは、オキシクリーンを使用したボールペンの汚れの落とし方を紹介します。
準備するもの
- オキシクリーン
- 洗面器
インクがついた服を1時間程、つけ置きする
時間が経過したら、どのくらい落ちたのか確認する
きれいに落ちていたら、通常の洗濯を行う
オキシクリーンは、非常に酸化作用が強い洗剤なので使用する時は必ず手袋を装着しましょう。
また、酸化作用が強いので色落ちの可能性も十分にあります。
よって、オキシクリーンを使用する際は白色の服限定で洗濯を行いましょう。
そもそもオキシクリーンとは？
先ほど、急に「オキシクリーンがいいですよ！」と紹介しました。
皆さんは、オキシクリーンがどのような洗剤かご存じでしょうか？
オキシクリーンとは、アメリカ発の洗剤と漂白剤が混合した衣類用洗剤です。
主に、油汚れやワイン汚れなど酸性の汚れを落とす際に有効です。
オキシクリーンに関してさらに詳しく知りたい方は下記記事をチェックしましょう！
布以外の素材にボールペンがついてしまった時の対処法
布以外の素材にボールペンがついてしまったときの対処法についてご紹介します。
革製品についてしまったら
革製品にボールペンの汚れがついてしまったら、基本的に自力では落とすことができません。
革製品は漂白剤や水との相性が悪いからです。
自分で無理に汚れを落とそうとするよりもクリーニング業者に任せた方がきれいに仕上がりますよ。
肌についてしまったら
肌についてしまったボールペンの汚れは石鹸で落とすことができます。
油性洗剤でどうしても落ちない場合は除光液やクレンジングを使ってみてください。
肌を強くこすりすぎると傷めてしまうので注意しましょう。
プラスチック素材についてしまったら
プラスチックにボールペンの汚れがついてしまったら、消しゴムでこするだけで落とすことができます。
それでも落ちない場合は、布製品と同様に対処しましょう。
水性ボールペンならアルカリ洗剤や石鹸、油性ボールペンであればクレンジングや除光液で落としてください。
【番外編】洗濯後のボールペンを再度使えるようにする方法
ここからは、番外編です。
洗濯をしたボールペンを再度使えるようにする方法を紹介します。
せっかくプレゼントで貰ったお気に入りのボールペンを一回の洗濯でゴミにはしたくないですよね。
せっかくインクが残っているので、復活させる方法はないかと著者は思い調べました。
そしたら意外と簡単にボールペンを復活させることができるのだとわかりました。
下記がその方法です。
- インクが固まっている箇所を、手で握りしめて熱を与える
- 熱を与えた後に、ペンを振ってインクをペン先に集中させる
いかがでしょうか？
とても簡単ですよね。
洗濯をすることで、インクが固まって出てこないケースが多いです。
よって、熱を加えることでインクが溶けて再度ペンを使用することができます。
ボールペンの汚れ落とすことができない時は、宅配クリーニングに依頼しよう！
ここまで紹介した方法で、ボールペンのインク汚れを落とすことができない時は宅配クリーニングを使用しましょう。
宅配クリーニングは各社常に様々なキャンペーンを行っており、お得にクリーニングを依頼することができます。
また、無料サービスが充実している宅配クリーニング社が多くとても満足の行く仕上がりで返却してもらえます。
今回は、著者がおすすめする宅配クリーニング3社を紹介します。
リナビス
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「洗わないクリーニングコース」とは、ボタン付け、毛玉取り、アイロンがけ、ほつれ修理、12ヶ月保管のみのサービスを指します。
このように、リナビスは自分が希望するクリーニングが多数存在します。
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もちろん新規会員登録は無料です。
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リナビスに関してさらに、詳しく知りたい方は下記記事をチェック！
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リネットに関してさらに、詳しく知りたい方は下記記事をチェック！
クリーニングパンダ
クリーニングパンダは、業界最多の12個の無料サービスが存在する宅配クリーニング会社です。
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クリーニングパンダに関してさらに、詳しく知りたい方は下記記事をチェック！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回紹介したボールペンの洗濯方法を是非お試しください！
一番肝心なことは、ボールペンがついてからすぐに洗ことです。
また、最後に紹介した宅配クリーニング3社はサービス・クリーニング共に高いクオリティなので是非ご利用ください。
