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タオルを何回も洗濯するとゴワゴワになってしまう…という経験はありませんか?
買ったばかりはふわふわで、その触り心地に感動して購入したのにいつの間にか雑巾代わりになってしまった経験がある人も多いと思います。
ところで、なぜ買ったばかりのタオルはふわふわなのでしょうか。
タオルの生地は、縦糸と横糸のほかに「パイル」と呼ばれる糸が入り組んでできています。
縦糸と横糸に対して「パイル」が直角に立っている状態が、タオルの生地のベストな状態で、ふわふわ感を感じることができます。
しかし、使用したタオルを何度も洗濯することで「パイル」が寝た状態になってしまい、ゴワゴワな手触りになってしまいます。
この記事では、ゴワゴワになってしまう(「パイル」が寝てしまう)原因や、ふわふわに復活させる方法を紹介しています!
お気に入りのタオルを長くふわふわの状態に保ちましょう!
目次
タオルがゴワゴワになる原因
タオルがゴワゴワになる理由は「パイル」が寝てしまうからとご紹介しましたが、なぜ「パイル」が寝てしまうのでしょうか。
その主な原因を7つご紹介します!
タオルをふわふわで快適な状態に保つためには、適切なケアと定期的な交換が大切です。
以下のポイントを押さえて、ふわふわのタオルで心地よい入浴タイムを楽しんでください。
- 詰め込みすぎ
- すすぎ残しがある
- 柔軟剤を使っている
- 乾燥のやり方
- 外干しの時間が長い
- 濡れたままの時間が長い
- 長年使いすぎ
1つずつ見ていきましょう!
詰め込みすぎ
まず、多くの家庭で一番に考えられる原因は、洗濯ものの詰め込みすぎです。
タオルの洗濯では、洗濯機の中をタオルが泳ぐことが理想とされています。
洗濯ものを詰め込みすぎてしまうと、タオルを泳がせることが出来ないだけでなく、他の洗濯ものとタオルがぶつかったりこすれたりしてしまいます。
「パイル」はとても繊細なので、洗濯機の中でぶつかったりこすれたりするだけでも、傷ついてしまいます。
「パイル」が傷つくことは、ふわふわ感が無くなることに直結してしまいますよね。
せっかくふわふわ感を取り戻そうと選択したにも関わらず、余計にタオルを傷つけてしまっているのです。
柔軟剤や合成洗剤使っている
2つ目に考えられる原因は、柔軟剤や合成洗剤を使用していることです。
「え!?柔軟剤って使った方がふわふわになるんじゃないの!?」
「合成洗剤でいつも洗濯してた…」
と、驚く方も多いですよね。
実は、タオルの洗濯に柔軟剤や合成洗剤を使用するとごわつきの原因になってしまうんです…!
柔軟剤は、繊維を柔らかくすることで滑らかな触り心地になるように作られています。
しかし、繊維が滑らかになると水をはじきやすくなってしまいます。
タオルなのに水を吸収せずに、はじいてしまうと結果的に「パイル」が傷つくことに繋がります。
また、合成洗剤は、油分まできれいに洗い流す効果があります。
タオルの生地に使われる糸には、油分が含まれており、その油分もタオルがふかふかな理由の一つなんです。
しかし、合成洗剤によってその油分まで洗い流されてしまうと「パイル」が立ちにくくなってしまいます。
今まで、柔軟剤や合成洗剤でタオルを洗っていたなら、それをやめるだけで圧倒的にふわふわ感が持続しますよ!
すすぎ残しがある
3つ目の原因は、すすぎ残しです。
タオルは、吸水性に優れているため、すすぎの水も吸水してしまいすすぎの水が足りなくなってしまうことがあります。
水不足の状態ですすぎが行われてしまうと、洗剤の残りがタオルに付着し、乾いて固まることでごわつきの原因となってしまいます。
乾燥のやり方
「パイル」は繊細なのですぐに乾かさないと寝た状態になってしまうんです。
髪の毛と同じように考えてみると分かりやすいですよね!
髪の毛をすぐに乾かさずに濡れたまま放置すると、ごわついてしまうのがイメージできると思います。
「パイル」の髪の毛同様なので、洗濯が終わったらすぐに乾かすようにしましょう!
外干しの時間が長い
外干しは自然の風や太陽の力でタオルを乾かす方法ですが、長時間干し続けると紫外線や風によって繊維が傷んでしまいます。
特に暑い日や乾燥した日は、タオルがかさかさになる可能性が高まります。
適度な時間で外干しするか、ドライヤーを使用することで、タオルを保護しましょう。
濡れたままの時間が長い
タオルは使用後に濡れてしまいますが、湿ったまま長時間放置しておくと雑菌やカビが繁殖し、不快な臭いが発生する原因になります。
使用後はできるだけ早めによく乾かすように心掛けましょう。
長年使いすぎ
最後にご紹介する原因は、タオルにも寿命が存在するということです。
使用頻度や、タオルの種類にもよりますが、一般的には「30回洗濯したら交換するべき」と言われています。
1週間に1回洗濯するならば、7~8ヶ月ほどで交換するというサイクルになります!
定期的に新しいタオルに切り替えることで、ふわふわ感を保つことができます。
古くなったタオルは、拭き取るだけで肌にダメージを与えることもあるので注意が必要です。
ゴワゴワタオルをふわふわに復活させる方法
ここまで、タオルがゴワゴワになってしまう原因についてご紹介してきましたが、一度ごわついてしまったタオルを復活させたいときはどのようにすればよいのでしょうか。
簡単にできる4つの方法をご紹介します!
- 水の量を増やす
- 柔軟剤を使わない
- ネットに入れて洗濯する
- 何度も振り短時間で干する
1つずつ見ていきましょう!
水の量を増やす
まず1つ目の方法は、洗濯の際の水の量を増やすことです。
タオルが泳ぐくらいの水の量で洗濯することにより、「パイル」が傷つくことなくふわふわの状態を保つことが出来ます。
しかし、この方法は洗濯機によっては行ってはいけないとされている場合があるため、洗濯機の説明書を見てから行うようにしてください!
柔軟剤を使わない
もっとも簡単にできる方法は、柔軟剤や合成洗剤の使用をやめるということです。
現在、柔軟剤や合成洗剤を使用している人のみ行うことが出来る方法ですが、一番簡単で、一番効果が目に見えて分かる方法です。
今まで柔軟剤や合成洗剤で洗濯をしていた!という方は今日からでも試してみてください!
ネットに入れて洗濯する
記事の中で何度も書いている通り、「パイル」は繊細です。
大きめのネットに入れて洗濯をすることで、衣服のボタンやチャックから「パイル」を守ることが出来ます。
ここで注意するべきなのは、「大きめの」ネットという点です。
小さいネットに入れてしまうと、タオルを泳がせることが出来ないため逆効果となってしまう可能性があります。
ゆとりをもってネットに入れて洗濯をしましょう!
何度も振り短時間で干す
洗濯ものが脱水まで完了したら、干す時も工夫が必要です。
その工夫とは、干す前にタオルを何度も降ることです!
タオルの両端を持って、勢いよくタオルを振ってください!
タオルを振ることにより、寝ていた「パイル」が立ち、ふわふわの触り心地になるんです!
4~5回程度が目安ですが、特にごわつきがひどいタオルは10回程度振ると「パイル」がきちんと立ってくれます。
そして、何度も振って「パイル」が立ったタオルは、長い時間天日干しをしてはいけません!
ひなたに干してしまうと、紫外線によって繊維が傷むだけでなく、乾燥のし過ぎでごわついてしまいます。
理想は、まずは風通しの良い場所で干し、乾ききる前に室内で干すことです。
しかし、なかなかそんな時間が取れない人も多いと思います。
そんな時は、仕上げには回転式の乾燥機を使いましょう!
60℃で10分程度の時間であれば、「パイル」に空気を含ませながらふっくら仕上げることが出来ます。
長時間乾燥機にかけないよう、気をつけましょう!
【超意外!】お酢を利用することでタオルがフワフワになる
タオルをふわふわにする意外な方法として「お酢」が挙げられます。
お酢には酢酸が含まれており、これがタオルの繊維に浸透して油分を補給してくれるのです。
抗菌効果もあるため、タオルがカビや雑菌によって嫌な臭いを発するのを防ぐのにも役立ちます。
お酢を使ったタオルのフワフワ復活法は以下の通りです。
- 白ワインビネガーまたは米酢などの薄めのお酢
- 洗濯洗剤
- 洗濯機
- タオルを洗濯機に入れ、通常の洗濯洗剤を使用して軽く洗いましょう。
- 洗濯機の最終すすぎの際に、約1/4カップのお酢を柔軟剤の入れ物に注ぎます。柔軟剤の代わりにお酢を使うことで、繊維に油分が行き渡ります。
- お酢を加えた最終すすぎを行い、通常通り洗濯を終わらせます。
- その後、タオルをよく乾かし、ふわふわの仕上がりを楽しんでください。
注意点として、お酢の香りが残ることがあるため、使用量には適度な調整が必要です。
また、お酢を使うことで色落ちが起こることは稀ですが、新しいタオルやカラフルなタオルの場合は注意が必要です。
お酢の力を借りて、タオルをフワフワに保つ方法を試してみると、気持ちの良いタオルで心地よいバスタイムやシャワータイムが楽しめること間違いなしです!
タオルがゴワゴワになる要因は、油分不足!?
タオルが洗濯や使用を繰り返すうちに、徐々にゴワゴワとした質感になることがあります。
この原因は、実は油分不足が考えられるのです!
タオルは主に綿やマイクロファイバーなどから作られており、その繊維には本来、柔らかさを保つための天然の油分が含まれています。
しかし、洗濯や漂白剤の使用、乾燥機での乾燥などによってこの油分が失われることがあります。
タオルのゴワゴワを直すためには、油分を追加することが大事です。
ふわふわのタオルを復活させるために、月1で行うべきこと
ふわふわで気持ちの良いタオルは、快適な入浴やシャワータイムを演出してくれます。
しかし、長期間の使用や適切なケアの欠如により、タオルは徐々にぎざぎざになり、ふわふわ感が失われてしまうことがあります。
そこで、月に1度行うべきタオルの復活法を紹介します。
ファブリックコンディショナーで柔らかさを取り戻す
タオルは綿やマイクロファイバーなどでできており、洗濯や使用によってパイル(繊維の束)が圧縮されてしまいます。
そこで、月に1度の洗濯時にファブリックコンディショナーを使うと、タオルの柔軟性を取り戻すことができます。
ただし、過剰に使用すると吸水性が低下する可能性があるため、適量を守るようにしましょう。
ドライヤーでふんわり乾かす
外干しは良いですが、長時間タオルを外に干してしまうと、紫外線や風によって繊維が劣化し、タオルが傷んでしまうことがあります。
月に1度はドライヤーで乾かすことをおすすめします。
低温設定で、長時間乾燥させるとふんわりとした仕上がりになります。
タオルがふわふわになったら、行うべきケア
タオルがふわふわになったら、適切なケアを行うことが大切です。
柔らかく心地よいタオルを保つために、以下のポイントに気をつけましょう。
ふわふわのタオルを使うのはとても快適ですよね!
心地よいバスタイムやシャワータイムを楽しむために、以下のケア方法を実践しましょう。
長く愛用できるふわふわのタオルをキープできるようになります。
洗濯の際に柔軟剤を使用しない
タオルは、吸水性を高めるために表面にパイル(繊維の束)があります。
柔軟剤はこれらのパイルをコーティングしてしまうため、吸水性が低下する可能性があります。
そのため、タオルの洗濯には柔軟剤を使用しないことをおすすめします。
同じタオルを連続で使用しない
タオルは使用するたびに湿気を含み、雑菌やカビが繁殖する場所になりやすいです。
ふわふわのタオルを保つためには、使用後は十分に乾燥させるか、取り替えることが必要です。
同じタオルを連続で使用すると、乾燥が不十分になる可能性があります。
特に夏場や高温多湿な環境では、湿ったままのタオルを放置しないようにしましょう。
パイル抜けがあったら過ぎに切る
タオルは頻繁に使用されることから、洗濯や摩擦によりパイル抜けが生じることがあります。
パイル抜けがあるとタオルの肌触りが悪くなり、ふわふわ感が失われてしまいます。
そのため、パイル抜けが見つかったらすぐに丁寧に切り取り、再びふわふわの状態に整えましょう。
ゴワゴワタオルはニオイの原因にもなる?
ゴワゴワだから嫌な臭いがする、というわけではないですが、タオルがゴワゴワになってしまう原因と、臭いの原因は同じであることが多いです!
臭いの原因と、その対処法についてご紹介します!
においの原因は?
タオルの嫌なにおいの原因は以下の3つが考えられます。
- 洗剤残り
- 汚れ残り
- 生乾き
1つずつ見ていきましょう!
洗剤残り
まず考えられるのは、洗剤の洗い残しです。
ごわつきの原因でもご紹介しましたが、洗剤残りはニオイの原因にもなってしまいます。
綺麗にしよう!と思って、洗剤を多く入れたくなる気持ちは分かりますが、入れすぎるとごわつきやにおいの原因となってしまいます。
既定の量をしっかりと守って使用しましょう!
汚れ残り
続いて考えられる原因は、汚れ残りです。
洗剤を入れすぎたら洗剤が残ってしまって、臭いの原因になるから少なくしよう!と、洗剤の量を減らしてしまうと、洗剤本来の洗浄能力が発揮されず、結果的に汚れ残りに繋がってしまいます。
やはり、多すぎず少なすぎず、規定の量で洗濯を行うことがベストです!
また、すすぎの水の量が少ないことも汚れ残りの原因となります。
すすぎの水の量も適切な量を使用するようにしましょう!
生乾き
そして、臭いの原因として最も考えられるのは。生乾きです。
日なたで長時間乾かすとタオルが乾燥しすぎて、ごわつきの原因になってしまうとご紹介したのですが、生乾きでは臭いの原因になってしまいます。
見極めるのが難しいですが、室内で干す場合は、しっかりと乾いているかどうかを確認してから収納するようにしましょう!
特に、タオルの角は他の部分よりも分厚くなっていることが多く、生乾きの状態を見落としがちです。
取り込む前に、タオルの4つ角を手で触って、湿っていないかどうか確かめるようにしましょう!
臭いが気になるときは
上記の3つを気を付けていても、まだ臭いが気になる…というときは、「漂白剤」の使用をおすすめします!
漂白剤と聞くと、臭いというよりは汚れを落とすことに特化しているのでは?と思う方も多いと思います。
しかし、漂白剤には除菌や殺菌の作用があるんです!
正しい使い方をすれば、タオルの色や柄を落とすことなく臭いだけを落とすことが出来ます!
漂白剤の使い方
漂白剤には様々なタイプがありますが、タオルの臭い取りに向いているのは酸素系の粉末タイプです!
40~60℃のお湯に漂白剤を溶かしていきます。
商品によって量が変わってきますが、「染み抜き」「つけ置き」の量を入れれば問題ないです!
漂白剤を入れたら、タオルを浸して1時間ほど置きましょう。
1時間立つとお湯が冷めてしまう可能性が高いので、フタをしておくとさらに効果抜群です!
1時間たったら、軽くすすぎを行いましょう。
その後は、普段通りの洗濯を行えば完成です。
漂白剤によって、除菌・殺菌されているため、臭いが気にならなくなります!
正しい洗濯方法でゴワゴワタオルとお別れしよう!
タオルがゴワゴワになってしまう原因や、ふわふわに復活する方法お分かりいただけましたか?
タオルの洗濯は、他の衣類とは違う部分も多く驚いた方もいると思います。
ほんの少しの手間でお気に入りのタオルが長持ちするので、是非実践してみてください!