※本ページにはPRが含まれます。
目次
干し忘れた洗濯物は、どのくらい放置してよいか?
洗濯完了後、あとで干そうと思ってからかれこれ5時間経過していた、、なんてことありませんか?
忘れていた意外にも、朝時間がなかったりなど洗濯完了後すぐに干せないことが多いと思います。
皆さんは、その時はどうしていますか?
気にせずそのままという方、ちょっと待った!
洗濯が完了してから、長時間放置した洋服は雑菌まみれですよ。
そのまま干してしまうことで、嫌な臭いがすることもしばしばあります。
では、洗濯が完了してからいつまでに干せば良いのか。
判断基準は、下記3つです。
- 季節によって、変化する
- 嫌な臭いがするかどうか
- 雑菌が繁殖する環境かどうか
季節によって、変化する
季節によって、干すまでの時間が変化します。
夏なら洗濯が完了後、1時間です。
冬は、2時間程度が目安です。
洗濯物は、湿度や気温によって臭くなるスピードが異なります。
ですが、洗濯機は室内にあるものなので冷房・暖房をつけると思います。
よって、外の気温と大きく異なる場合があるので先ほど紹介した時間はあくまで目安として覚えておきましょう。
嫌な臭いがするかどうか
先ほど、紹介した通り時間が経過するにつれて嫌な臭いがします。
ですが、室内はエアコンがついているのでそこまで気温が高くない場合はどうするか。
それは、洋服の臭いです。
「しまった!干すのを忘れた!」と思ったときは一度洋服の臭いをチェックしましょう。
生乾きの嫌な臭いがしたら、洗い直しをしたほうがいいですね。
もし、嫌な臭いがしない時はそのまま干しても問題ないです。
よって、洗濯物を干すのを忘れたときでももしかしたらそのまま干せる可能性があるので臭いをチェックしましょう。
雑菌が繁殖する環境かどうか
次に、干し忘れた服がある洗濯槽内の環境が雑菌が繁殖するかどうかををチェックしましょう。
雑菌が繁殖する環境は、温度が20~30度の状態です。
気温は、なんとなくわかるけど湿度を判断するのは難しいですよね。
湿度60~80%というのは、かなりの空気が湿っている状態です。
洗濯槽に、手を入れた際になんとなく湿っているなと思ったら湿度60%以上は間違いなくあります。
また、洗濯完了後洗濯機の蓋を閉めたままの状態なら間違いなく湿度60~80%あります。
その際は、洗い直しを行うことをおすすめします。
干し忘れた時の悪臭の原因は?
皆さんも、洗濯物を干し忘れたら臭くなることはご存じだと思います。
では、なぜ臭くなる原因をご存じでしょうか?
様々な理由がありますが、一番の原因はモラクセラ菌です。
モラクセラ菌意外にも、様々な菌がありますが嫌な臭いはモラクセラ菌から発生してします。
では、つぎでさらに詳しくモラクセラ菌について解説します。
モラクセラ菌
モラクセラ菌の特徴として、濡れた洗濯物や洗剤のカスなどが大好物だという点です。
モラクセラ菌自体は、床や家具などどこにでも存在する菌で、単体では特に嫌な臭いは発生することはありません。
ですが、モラクセラ菌が干し忘れた洗濯物で大量繁殖することで悪臭を生みます。
よって、私たちが嫌な匂いだと感じる生乾き臭はモラクセラ菌の大量繁殖によって生み出されたものなのです。
干し忘れた洗濯物を干すとどうなる?
干し忘れた洗濯物をそのまま干すとどうなるかご存じですか?
主に、下記2つが挙げられます。
- 生乾き臭がする
- しわが取りづらくなる
生乾き臭がする
干し忘れた洗濯物を干してしまうと、間違いなく生乾き臭がします。
生乾き臭は、洗濯物が乾いたとしても無くなるものではありません。
ずっと衣服から生乾き臭がするのは嫌ですよね、、
しわが取りづらくなる
洗濯物を干し忘れるということは、洗濯物同士が絡まっている時間が長いということです。
よって、服についたしわは干したとしてもなかなか伸びることはありません。
さらに、アイロンを使用してもなかなか伸ばすことができないシワになります。
干し忘れた洗濯物に発生する雑菌やカビをきれいにする方法
干し忘れた洗濯物には、臭いの原因になり雑菌やカビが繁殖してしまいます。
洗い直しができない場合は、どのようにして雑菌やカビを処理すればよろしいでしょうか?
おすすめの方法を2つ紹介します。
熱湯で消毒する
アルコールスプレーを吹きかける
熱湯で消毒する
洗濯物がカビたり、嫌な臭いが発生した場合は、熱湯で消毒することが効果的です。
洗濯機で再度洗う際に、洗濯物の種類に合わせた最高温度で洗濯するか、洗濯物を大きな容器に入れて熱湯を注ぎ、しばらく放置します。
ただし、素材によっては熱湯によるダメージが考えられるため、注意が必要です。
アルコールスプレーを吹きかける
アルコールは消毒効果があり、カビや雑菌の繁殖を防ぎます。
洗濯物にカビが発生している部分にアルコールスプレーを吹きかけ、乾いた布で軽く拭き取ります。
アルコールは揮発性が高いため、しばらくすると自然に蒸発します。
干し忘れた洗濯物は早めに対処することが重要です。洗濯後はできるだけ早く乾燥させるように心掛け、湿ったまま放置しないようにしましょう。
定期的な洗濯機のメンテナンスや洗濯物の確認も忘れずに行い、清潔な衣類を保ちましょう。
洗濯物を干し忘れた際の洗い直しを行う基準は?
洗濯物を干し忘れた際に、洗い直しがめんどくさいという方がほとんどだと思います。
よって、ここでは洗濯物を干し忘れた際の洗い直しを行う基準を紹介します。
是非参考にしてください。
臭って嫌な臭いがしたら
洗濯物が干し忘れた場合、特に湿気の多い季節や場所では嫌な臭いが発生することがあります。
洗濯物を取り込んだ際に、臭いが気になった場合は、その洗濯物を再度洗い直しましょう。
感覚的に臭いなと感じた洋服をそのまま干すと生乾きの嫌な臭いがします。
よって、洗濯後か長時間が経過していなくても直観的に嫌なに臭いがしたら洗い直しをしましょう。
洗濯後長時間経過したら
洗濯物を干し忘れていて、そのまま放置した状態が長時間続いた場合は、カビが発生している可能性があります。
特に湿気の多い場所や暗い場所での放置は注意が必要です。長時間放置していた洗濯物は、カビや雑菌が繁殖しやすくなるため、再度洗濯を行い、清潔な状態に戻すことが重要です。
悪臭を消すために、できることは?
モラクセラ菌が出す悪臭を消すために私たちにできることはあるのでしょうか?
答えは、2つあります。
- サーキュレーターなどで風を送る
- 殺菌スプレーで菌を殺す
それぞれ紹介します。
サーキュレーターなどで風を送る
嫌な臭いは、干してからすぐに乾かすことでかなり軽減させます。
よって、干してからすぐに乾かす工夫をすれば良いのです。
具体的には、サーキュレーターや扇風機を使用して風を送り通気性を常に良くしましょう。
天気が良い日には、直射日光が当たるところで干しましょう。
太陽の光は、殺菌効果もあるので菌を死滅させ臭いをなくすことができます。
普段室内干し派の方も、洗濯物を干し忘れた時だけは外に干すようにしましょう。
殺菌スプレーで菌を殺す
次に、殺菌スプレーを使用するという方法です。
この方法なら短時間でモラクセラ菌を殺菌することができ嫌な臭いの発生を防ぐことができます。
殺菌スプレーを干すタイミングとしては、洗濯物を干す時です。
ハンガーにかける前に、スプレーをして干しましょう。
洗い直しをするのがベスト!
ここまで、洗い直しをせずに干す方法を紹介しました
著者の意見としては、洗濯物を干し忘れた時は洗い直しをしたほうが間違いなく良いです。
なぜなら、菌が大量繁殖したタオルや服を使用したくないからです。
では、洗い直しは具体的にどのようにすれば良いのか。
皆さんは、ご存じでしょうか?
そのまま再度洗濯に入れて、洗濯をしてはいけませんよ。
主に、下記3つが洗い直しをする際に行うべきポイントです。
- 酸素系漂白剤でつけ置きをする
- 濃縮洗剤で洗濯する
- 【番外編】アイロンをする
酸素系漂白剤でつけ置きをする
干し忘れた洗濯物は、酸素系漂白剤でつけ置きを行いましょう。
酸素系漂白剤は、殺菌効果がある漂白剤なのでつけ置きにはピッタリです。
それでは、準備するものとつけ置き方法を紹介します。
準備するもの
- 洗面器
- お湯(50~60°)
- 酸素系漂白剤
洗面器に、洋服を入れて15~20分程度放置する
きれいな水で洗う
通常の洗濯を行う
上記だけです。
意外と簡単ですよね。
通常の洗濯をする前に、一度酸素系漂白剤でつけ置きを行い殺菌してから洗濯するようにしましょう。
濃縮洗剤で洗濯する
つけ置きがめんどくさいと感じる方は、そのまま洗濯をしましょう。
いつも通りの洗濯で問題はありませんが、1点だけ注意していただきたい点があります。
それは、洗濯で使用する洗剤は濃縮タイプを使用するということです。
濃縮タイプの洗剤には、殺菌・消臭効果があるので洗濯をするだけで菌を死滅させることができます。
よって、通常の洗濯をする際は濃縮タイプの洗剤を使うようにしましょう。
主に、アタックやナノックスなどが濃縮タイプの洗剤です。
【番外編】アイロンをする
ここからは、番外編です。
菌を死滅させるためにアイロンを使用するという方法もあります。
基本的に、菌は熱に弱いのでアイロンを使用することで死滅させることができます。
自宅に、アイロンがないという方はスチーマーでも代用可能です。
【基本編】洗濯物が臭わない洗濯機での洗い方
毎回の洗濯でなぜか洗濯物が臭ってしまうという方はいらっしゃいませんか?
その原因としては、基本的な洗濯のやり方間違えている可能性があります。
では、洗濯物が嫌な臭いにならない洗濯方法を紹介します。
洗濯物の量は、6~7割程度にする
洗濯物を詰め込みすぎないようにしましょう。
洗濯機の容量を上限まで使用すると、洗剤や柔軟剤が効きにくくなり、洗濯物に妙な臭いが残る原因となります。
適度な量で洗濯することが大切です。
抗菌洗剤や柔軟剤を使用する
洗濯物が臭わないようにするには、抗菌洗剤を使うと効果的です。
特にタオルや下着など、肌に直接触れるものは抗菌効果が重要です。
また、柔軟剤を使うことで洗濯物の柔軟性が増し、洗濯後の乾燥時に摩擦が少なくなります。
すすぎは、必ず2回以上行う
洗剤や柔軟剤が完全に洗濯物から洗い流されないと、洗濯物が臭う原因となります。
必ず2回以上のすすぎを行い、洗剤や柔軟剤の残りを除去しましょう。
定期的に洗濯機を掃除する
洗濯機は使っているうちにカビや雑菌が繁殖することがあります。
定期的に洗濯機自体を掃除することで、洗濯物に嫌な臭いがつくのを防ぎます。
専用の洗濯機クリーナーを使って、ドラムやフィルターをキレイにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事で、干し忘れた洗濯物を放置するとどうなるか理解できたと思います。
当記事を読んで、これからはせんたく完了後すぐにほしていただけたら幸いです。